アウトドアクラブ1

日時:2021年5月29日(土)10:00~12:00

場所:子ども自然公園(横浜市旭区)

参加者:10家族 23名

スタッフ:6名

 

木々の緑がだんだん濃くなっているこども自然公園。

逃げ出したアミメニシキヘビがいるかも、としばらく訪れるのを避けていたという声も耳にしましたが、発見されて一安心、ということで参加者は少しずつ切り株広場に集まってきました。

集合後、あいさつをして、ピクニック広場に移動しました。

初めに体験したのは、

生きものと自然とのつながりを考える<つながりの一歩>です。

からだを動かしながら、そのつながりを考えました。

天井裏にいたアミメニシキヘビは何を食べていたのでしょうね。

 

次に、このフィールドを<フィールドビンゴ>カードを持って歩きました。

階段を下りながら、いいにおいのするものや、ちくちくするものを

さがしましたが、なかなか意見が一致せず印がつけられません。

すると、キノコ発見!これはすぐに印がつきました。

鳥の巣がないかな~と木の上を見ながら歩き進んで行くと、草や緑のススキが生い茂る原っぱに出ました。

ここで、バッタやキリギリスの赤ちゃん、ウズグモの網を見つけました。

白黒模様のオジロアシナガゾウムシは「鳥のフンみたいね」と、擬態の巧妙さを実感しました。

 

最後に、<ネイチャービンゴ>をしました。

テーマは「公園にいる生きもの」「季節の花」「夏の野菜」「ようすをあらわす言葉(オノマトペ)」です。

歩いてきたフィールドに咲いていたドクダミやヒメジョオンはすぐに思い浮かんだようですが、

ピクニック広場に咲いていたクリの花に気が付いたでしょうか。

時折り聞こえるウグイスのさえずり、6月の夜に見られるホタルと、生きものがいっぱいの公園を歩いて、「おなかがすいた~」の声。

ヘビイチゴの赤い実は食べられるのかな?と気になるけれどなかなか口にすることができなかったようです。

広場隣の野外炉に戻り、お菓子を食べておなかを満たしました

 

アウトドアクラブ2

日時:2021年11 月 6 日(土)

主催:こども自然公園青少年野外活動センター

場所:子ども自然公園(横浜市旭区)

参加者 :14 家族 37 人、スタッフ 6 人

 

暖かく気持ちのいい秋晴れ! 

ピクニック広場は葉っぱがヒラヒラ舞っていて、

落ち葉もいっぱい。

絶好のネイチャーゲ-ム日和でした。

 

とんちゃんの 『私は誰でしょう』から スタート。

リスのヒント :

「足何本?」→「4 本だけど2本に見えることもある」

バッタのヒント:

「シッポは?」→「ない」

などの答えがかえってきました。

当たり前の答え?

いえいえ、子どもたちってよく観察してるんだなぁと感心しました。答えやすい質問も大事なんですね。

 

そして、リスの食物、ドングリ争奪戦。

ひつじさんの『ごちそうはどこだ』へ。

導入に絵本でリスの貯食の説明があったのが良かったです。

ごちそうを隠そうという気持ちが増したのではないかなぁ。

ドングリを隠すのも探すのも親子とも楽しそうでした。

「埋めないで ちょっとだけお尻出しておこう」と地面を掘って埋めたり、葉っぱを重ねてカモフラージュ、木の洞に入れたり・・・「けっこう頭つかうなぁ」とつぶやく子もいました。

「他のリスさんに見つかっちゃった。あそこが分かるリスさんがいたんだね」という親子も。

みんながリスの気持ちに近づけたんじゃないかなぁ。

落ち葉の多い森の木、芝生広場の木と、場所が離れていたのも良かったです。

見つからなかったドングリはどうなるかな? と聞いたら、

「芽が出るよ」と答えた 子どもたち。

「また木になってドングリができるよ」という締めくくりは大切ですね。森は生きている!が実感できますね。

 

次にメーオの『落ち葉のささやき』。

スタート前の「音を聞いてみよう」は気持ちを落ち着けるのに丁度いいですね。

気になった落ち葉を見つけて作品を作るのは、みんなとても楽しそうでした。

~ステキな作品が続々誕生!~

★ブルーのバンダナを海に見立てて葉っぱを一枚置いて 「海って気持ちいい」。

★縦長と小さな葉っぱを上下に並べて 「さあ行きましょう」「お母さん待って」 。

★向かい合わせの葉っぱ 「どっちがかっこいい」「オレのほうがかっこいいでしょ」

★赤黄の葉っぱ一枚 「きれてなくてキレイでしょ」

★雲だよ。

★秋ですね

★木の皮と葉っぱを組み合わせて「猫です」

額縁の効果&葉っぱとセリフを自分で描くのが 想像の世界を広げる手助けになっていたのではないかと思います。

ドングリの入場料もいいアイデア! 人の作品を見る楽しさが味わえたのも良かった。

 

最後に 『森の色合わせ』。

ハガキ大の穴あきパレットは散策にもってこいですね。穴を覗いて空をみたり、小さい花を穴から覗いてみたり。遠く、小さいもの、物をアップにして、土をハガキにのせて見る、木の実や枝と、いろんなもので色合わせを楽しんでいました。色の感じかたも それぞれなのがおもしろかったです。一つの葉っぱからいろんな色を見つけたり、パレットにぴったりの色はなくても、「この色に近いね」。

秋の色をいっぱい見つけられたと思います。

 

おわりに

快晴で、会場も広くて見晴らしが良く、森があったり、石のイスがあったりと変化があって良かったです。

落ち葉、ドングリ、森の色と身近に秋を感じることができる内容だったので、親子で楽しめたと思います。

みんな よくみて 触れて 考えて五感をフル活動させて楽しそうでした。小さい子も、具体的にやってみせながら説明すると理解しやすいんですね。

 

アウトドアクラブ3